侵入盗とは、家に忍び込み、大切な財産を奪う犯罪です。近年、侵入盗は急増し、ドライバーのようなもので窓ガラスを破壊したり、バールのようなものでドアをこじ開けたりという荒っぽいものも増えています。
- 空き巣
- 家人の不在時に屋内に侵入し、金品を盗む手口です。住宅侵入の中で最も多い手口で、家人の留守を見破って侵入します。
- 居空き
- 家人が食事をしていたり、テレビを見ているスキに、家人の居ない部屋に侵入し、金品を盗む手口です。
- 忍込み
- 家人の就寝時に屋内に侵入し、金品を盗む手口です。家人が気付いた場合、居直り強盗になる危険性があります。
侵入盗の手口
- マンションの2階以上だから安心?
- いいえ!安心ではありません!! 泥棒などの新入箇所において、一戸建て・共同住宅共に『窓』からの侵入被害が7割近くを占めています。2階以上でも、雨どいをよじ登ったり、屋上から階下のベランダに下りたりして侵入するケースも少なくありません。
マンション・アパートなどの賃貸物件の場合は、下記項目をチェック!
- オートロック・防犯カメラなどのセキュリティが充実しているか
- 建物の周りにある程度の明るさがあるか
- 周りの建物から部屋の中が見えないか
侵入に時間がかかれば、それだけ人目にふれる危険性が増します!
家人が不在時に屋内に侵入し、金品を盗む手口です。住宅侵入の中で最も多い手口で、家人の留守を見破って侵入します。
明るい家は、見つかる危険性も高く、住人が起きていると錯覚させる効果も!
門灯の終夜点灯やセンサーライトをつけて、明るくしましょう。玄関周りを明るくすると、鍵掛けの際にも便利ですよ。
騒ぎが大きくなれば、見つかる危険度は最高点に!
窓やドアにセンサーアラームをつけるなど、誰かが侵入しようとすると警報が鳴る環境を作ります。いざという時に周りに異常を知らせる事もできます。
見つかったら最後!地域の結束で悪事を事前に根絶!
ご近所付き合いは大切に。皆で敷地や地域全体を見廻りできる体制を作り、侵入犯罪を根絶しましょう!
最も効果的な対策
- 5分以上であきらめさせろ!
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侵入犯の約7割は、解錠・侵入に5分以上かかる場合は犯行をあきらめるといいます!
犯罪者に侵入の手間をかけさせる手段として、やはり『1ドア2ロック』は効果的!また、高い窓から侵入されないよう、足場となるようなゴミ箱類を建物の周囲に置かないようにするなどの工夫も大切です。丈夫な鍵を複数設置すると同時に、周囲に侵入されるスキがないか確認しましょう。
今すぐできる防犯対策
- 外出時には全てのドア・窓のカギを確認しましょう
- 在宅中、就寝中も戸締りをかかさないようにしましょう
- 出かける時は、隣近所に一声かけるようにしましょう
- 留守をカムフラージュする工夫をしましょう