ひとり暮らしを始めてから意外と忘れがちになる生活用品の数々。実際に始まってみたらあれがない、これがないなんてことも。そこでひとり暮らし生活の先輩達のアンケートから、実は必要なものと、意外と使わなかったものをまとめてみました。限られた予算や収納スペースのなかで本当に必要な無駄のない買い物の参考にしてください。
引越したその日からすぐに必要だったもの(例:タオル)
- 雑貨類(トイレットペーパー・タオル・カーテン・ゴミ袋・洗剤)
- 意外と忘れがちなのはトイレットペーパー。入ってから気づくのでは遅いので注意!
- カーテン
- 夜になると外から室内が丸見えで、取り付けるまで新聞紙をはってしのいだという話も…。
- 照明器具
- 照明器具が付いていないことを知らず、日が暮れる前にあわてて買いに走ったひとはまだいいほうで、うっかり買い忘れてコンビにで裸電球を買って間に合わせたケースもあり。
- 寝具(敷布団・掛け布団・枕・シーツ)
- 買い忘れはなくとも、夜までに荷解きが終わらないと床で寝ることになるので注意です。
- 掃除道具
- 使い捨ての床拭きシートなどの掃除道具があると便利。事前にハウスクリーニングを依頼していない場合は結構ホコリが溜まっているケースがあります。
- 筆記具
- 新しい住居の住所や各種届けを行わないといけないものリストをまとめたり、業者からの荷物を受け取る際のサイン用と筆記用具はひとまとめにして置いておくと便利です。
- 調理器具(鍋・フライパン・やかん)
- 片付かない荷物の中で、初日からがっつり料理をするのは大変です。片手鍋ややかんなどの金物があると、インスタント食品で済ませられるので便利です。
- 着替え
- 業者に引越しを頼んだ場合には換えの服がどこの箱に入っていたかわからなくなるケースも。引越しで汚れた服をすぐに着替えられるように予め用意しておきましょう。
- 工具
- 組み立て式の家具を用意している場合にはドライバーなどの基本的な工具はそろえておきたいもの。
- 冷蔵庫
- 特に夏場は食料品が悪くなるので出来れば引越し当日から冷蔵庫はそろえておきたいところです。
- 季節の家電(暖房・エアコンetc.)
- 引越した当日に雪が降り、暖房器具を当日買いに行ったなんて稀なケースも。
あまり気にしていなかったけど実は必要なもの
簡単なセットでいいので工具類はあると便利です。また救急セットや薬・懐中電灯など、非常事態に備えてのものはあれば安心出来ます。なかなか出番はありませんが、必ず準備しておきましょう。
- 裁縫道具
- ボタンが取れそうになるのは良くあること。小さなソーイングセットでいいので家に置いておこう。
- すぐ行ける場所にある飲食店
- 自炊に自信がない人には必須といえるかもしれません。近隣のお店はいろいろとチェックしておきましょう。友達が遊びに来たときでも近所の気の利いたお店に行ければスマートです。
- 電球や洗剤など、日用品のストック
- 急には必要でなくても、無くなったときに困るのが洗剤や電球などの日用品。ついつい忘れがちになるのでなくなる前にストックできるようにしておこう。
- インターネット環境
- 近所の郵便局の場所、ピザのデリバリー、近隣のお店の営業時間などなど、インターネットで情報収集するのは当たり前になっています。インターネット環境のチェックをお忘れなく!
- 掃除機
- コロコロで十分かと思いきや、掃除機の出番は意外に多い!大きな掃除機でなくてもいいので用意しておこう。
- 室内用の物干し
- 物干しスペースが狭い人や帰宅時間の遅い人には明日からでも必要なアイテムです。洗濯紐などを有効につかった室内干しをマスターしておきましょう。
そろえてみたものの、意外と使わなかったもの
- ソファー・クッション
- 折りたたみ式ベッドの折りたたみ機能及び、ソファーベッドのソファー機能には「寝にくいベッド、硬いソファーでしかなかった」という意見もあります。大きな家具なだけに購入する際にはよくよく考えてから購入しましょう。
- 電気ポット
- 意外と電気代がかかるのがネックです。気になる人は来客時使う等の使い分けをするといいかもしれません。
- 食卓、勉強机
- コタツや座卓で事足りてしまった人が多いようです。デスクトップのPCがある場合にはパソコンラックと勉強机を兼用にしてしまう手もあります。
- 各種調味料
- トング・目玉焼き用のフライパン、パスタ用のお湯きり、マッシャー、ジューサーなど気合いの入った調理器具は、結局お蔵入りさせてしまった人も多い模様。自炊に自信のない人はひとまず基本的な調理器具のみを購入して様子を見たほうが良さそうです。
- 固定電話
- 携帯が普及しているため、固定電話やFAXはあまり必要ないようです。また、近年ではskypeやFacebookなどのSNSを通して友人とのやり取りを行うケースが増えています。
ライフスタイルでも必要なものが変わってきます
- みんなでワイワイ派の人は…
- 来客用のお皿やコップ、泊まり前提なら寝具なども必要になります。また鍋などの大人数用の用品もあるといいでしょう。ベッドや机などの大型家具は場所を取りますので人数が増えても快適に過ごしたいのであればそのあたりのことも考えた部屋作りをしましょう。また普段から掃除をこまめにしておくと、急な来客でもあわてずに済みます。くれぐれも近所迷惑になるような騒ぎ方をしないように節度を守って楽しみましょう。
- ひとりの世界に没頭派の人は…
- 自分にとって居心地がいい部屋を目指すのであれば、趣味に合わせたインテリアや電化製品をベースに部屋作りをするといいでしょう。予備のクッションや寝具などはほとんど使われることがないので収納スペースと相談の上、余裕のある部屋作りを目指しましょう。