ストーカーは被害者を苦しめ、時には凶悪な犯罪へとエスカレートすることもあります。手紙や公共料金明細書等の個人情報は、細かく破って捨てたり、洗濯物は人目につかないように干すなど、自己防衛も大切になります。
- いきなり玄関のドアを開けない
- 宅配業者の制服だけで判断せず、相手の身分を確認しましょう。不審な場合、ドアチェーンで確認したり、荷物を外に置いていってもらうなど、慎重な対応が必要です。
- 帰宅した時は玄関周りの不審者に注意
- 後ろからつけられていた場合、玄関の扉を開けた瞬間に一緒に部屋に入られてしまうことも。
- 留守番電話の応答メッセージ
- 女性は自分の声で吹き込まないようにしましょう。また、名前も名乗らない方が良いでしょう。
- 恋人に鍵を渡すときは、よく考えましょう
- 恋人関係を解消した後も鍵を返してもらえず、ストーカーに変身してしまうという事件もあります。
- 合鍵
- 非常用の合鍵は、絶対に信用できる友人や近くの親戚などに預けておきましょう。
女性のひとり住まいと悟られない方法
- マンションの最上階でも、犯人は屋上やベランダから侵入する事があります。必ずベランダの窓の鍵もロックしましょう。
- 下着などの洗濯物は外から見えないようにバスタオルなどで隠すと良いでしょう。これは2階以上の部屋に住む人も同様です。
- 訪問者が来る時は、ドアチェーンを掛けて反応しましょう。また誰かがいるフリも効果的です(TVの音量を上げたり、会話をしている素振りをするなど)郵便受けの表札は名字だけの表記にします。
- 半透明のごみ袋は中身が透けて見えるので、下着やDMの宛名が丸見えになる詰め方をしない方がよいでしょう。
- 防犯ベルなどの防犯グッズを携帯する
- ヒモを引くだけで警報がなるものが良いでしょう。時々作動テストをしましょう。
- 携帯メール
- 何かに気をとられていると不審者に気付くのが遅れてしまいます。歩きながらの携帯メールに集中していると、背後から接近されても気付かないので気をつけましょう。
- 時々、通勤・通学路を変えてみよう
- いつも同じパターンだと不審者が尾行や待ち伏せをする可能性があります。なるべく人通りの多い明るい道を選びましょう。
- コンビニ帰りの尾行に注意
- 夜のコンビニでの買い物の様子で、ひとり暮らしを判断し、後をつける犯人もいます。尾行には十分注意するようにしましょう。
- 夜道の不審な駐車車両に近付かない
- 歩行中にワゴンタイプの車に押し込まれ、山中などに連れ込まれて暴行される事件がいくつも報道されています。
もし襲われた時には…
自己防衛手段として簡単な護身術を身につけるのもよいでしょう。しかしそれは“最悪の事態”を想定したものであり、基本的には近くの家に逃げ込んだり、人に助けを求めるようにするのがよいでしょう。
手をつかまれてしまった場合…
- いきなり手をつかまれた。
- あせらず手首を使い、指を広げながらつかまれた腕を回す。
- 相手のつかみが“ねじれ”により外れる。
つけられているような怪しい気配を感じた時の回避方法
- コンビニに入る
- 携帯電話で誰かと話しているフリをする
- 立ち止まって辺りの様子をうかがう
- 道の反対側に渡る
- 近くに交番があれば駆け込む
- ひたすら走る