架空請求とは、利用していないサービスなど、架空の支払い請求を郵便、メールなどで送りつけ、現金を振り込ませてだまし取るものです。 近年では、金融庁職員・警察官をかたる振り込め詐欺が多発しています。
- とにかく無視!!
- 身に覚えがないなら無視することが最善の方法。少しでも払ってしまえば「脅せば金を出す人間」と判断され何度も被害に合ってしまいます。
- すぐに振り込まない!!
- 身内や知り合いに「不幸があった」などと聞いて気が動転してしまい、急いでATMへ…となってしまう前に、ひと呼吸置いて、冷静な行動をとりましょう。
- 1人で振り込まない!!
- まずは家族や知人などに本人確認や相談をしてください。
- 不審に思ったら警察に相談する!!
- しつこいようであれば警察に相談するのが一番。警察は金銭の貸し借りの仲介は一切行っていないので警察を名乗ってもニセモノだと判断できます。
他にも…
身に覚えがある場合は「架空請求」とは言えませんが、料金を水増し請求する『不当請求』という手口もあります。使用した料金以上に、請求されていたら明細を送ってもらい、照合しましょう。違っていたら払う必要はありません。
無視できない架空請求 『支払督促』
債権者が裁判所に申し立てを行うことにより、債権者に金銭の支払いを命じる裁判制度を利用。送付されてから2週間以内に裁判所に異議申し立てを行わないと、たとえそれが架空請求でも支払義務が発生してしまいます。
- 特別送達で送付される(直接本人に渡される)
- 事件名・事件番号が記載
- 振込先口座が記載されていない
- 封筒に記載されている番号をNTT「104番号案内」で問い合わせる