東日本大震災以降、地震に関してはかなり敏感になっているかと思われます。しかし、日頃の心構えはつい忘れがちに。地震が起こった瞬間に的確な行動が生き残るための絶対条件になります。来るべき時に備えて取るべき行動とは?!
- 家族が慌てずに行動できるように、日頃から情報を共有しておきましょう。
- 自宅から安全に避難所に避難するために、避難経路を事前に確認しておきましょう。
- 地震による火災が発生しないように、日頃からの備えが大切です。
- 家具や家電が転倒して怪我をしないように、ストッパーやフィルムなどで固定・補強しましょう。
- 住宅地・オフィスビル
- 住宅地やオフィスビル街などは意外と転倒物や落下物が多くあります。できるだけ建物から離れ、頭上にも注意をして安全な場所に避難しましょう。
- 海 岸
- 海岸で地震に襲われた場合、一番恐ろしいのは津波です。とにかく安全な高台や避難場所に逃げましょう。津波は繰り返し襲ってきます。第一波よりも更に高い波が来ることもありますので、注意が必要です。
- 山・丘陵地
- 登山やハイキングで地震にあった場合は、落石に注意し危険な場所から遠ざかりましょう。地盤がゆるみ、崩れやすくなっている場所もありますので、危険な場所には近づかないことです。
知っておくと便利!災害時の安否確認『災害用伝言ダイヤル』
災害時は、家族や親族・友人の安否を気遣う電話や被災地の情報を得るべく電話やインターネットの利用が一気に増加します。特に通話に関しては、過度の通話電波により繋がりにくいケースが発生し、安否の確認もままならないといった事がありました。そこで、各メディアでも取りあげられたNTTの災害用伝言ダイヤルを改めてご紹介。
災害用伝言ダイヤル『171』は、災害発生時の安否確認電話が増加し、特に携帯電話通話が繋がりにくくなった場合に提供されるサービスです。 サービスの開始の際は、テレビやラジオまたはNTTのホームページにて告知されますので、そちらを確認しましょう。
非常時持出品を準備しよう!
避難時に持ち出す避難袋には何を入れておくべきでしょうか。ただでさえ無駄なく軽量にしておきたいものですが、持ち出したのに何の役にも立たなかった・あの時入れておけば…といった事は避けたいところ。下記持出品を参考に、いざというときのために備えておきましょう。
- 避難袋に入れておきたい持出品
- □ 水
-
必要不可欠。
- □ 身分証明書
怪我をした時等、身元や血液型がわかるものが必要。
- □ 貴重品
現金や預金通帳など。災害時は銀行やATMが使えないので現金は必須。
- □ 救急キット
怪我をした時の応急処置に重宝。常備薬などの準備も忘れずに。
- □ 懐中電灯
停電時や夜間の避難行動に不可欠です。
- □ ラジオ & 乾電池・充電器
安全な避難も、まずは正確な情報から。予備電力の準備も忘れずに。
- □ 雨ガッパ
体が濡れることでの冷え込みや体力低下を防ぎます。
- □ カイロ
特に冬場の被災時に重宝します。
- □ ビニール袋
ゴミ回収用から防寒着・物の運搬容器としてなど、多岐にわたる使用が可能です。
- □ エマージェンシー・ブランケット
バックパッカーにはおなじみの、軽量シートの防寒アイテムです。
- □ ホイッスル
大声をあげるよりも体力の消耗を抑えられ、自分の存在を伝えるのに最適です。
- □ 携帯電話・充電器
通話・メールはもちろん、ラジオやワンセグなどの高い情報収集力。
- □ 軍手・マスク
復旧作業時の保護効果や、防寒・防塵に重宝します。
- □ 運動靴
ガラスの破片や瓦礫のような悪路には、歩きやすく靴底の厚い運動靴が便利。
- □ 筆記用具
書き置き・伝言など、避難所での情報伝達にかかせません。
- □ ロウソク
停電時に大活躍。灯りは心をも明るく照らします。火種と共に備えておきましょう。